サッカー

【浦和レッズ】杉本健勇、横浜Fマリノスがオナイウ・阿道の穴埋めで獲得へ

浦和レッズ_杉本健勇

7月23日、横浜Fマリノスが杉本健勇選手(浦和レッズ)を期限付き移籍で獲得した事が分かりました。
期間は2021/7/23~2022/1/31までとなります。

https://www.youtube.com/watch?v=dskC-yVBeU4


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杉本健勇選手のプロフィール

選手名杉本 健勇(すぎもと けんゆう)
所属浦和レッズ
背番号14
ポジションFW
生年月日1992/11/18
身長 / 体重187/79
出身大阪府大阪市生野区
クラブ経歴2001年 – 2005年:FCルイ・ラモス ヴェジット – ウェイバックマシン (大阪市立巽東小学校)
2005年 – 2007年:セレッソ大阪U-15 (大阪市立新生野中学校)
2007年 – 2010年6月:セレッソ大阪U-18 (興國高等学校)
2010年7月 – 2014年:セレッソ大阪
2012年3月 – 7月:東京ヴェルディ (期限付き移籍)
2015年:川崎フロンターレ
2016年 – 2018年:セレッソ大阪
2019年 – :浦和レッズ
2021 – :横浜Fマリノス(期限付き移籍)
代表歴U15日本代表
U16日本代表
U17日本代表
U20日本代表
U22日本代表
U23日本代表
日本代表(2017 – )

横浜Fマリノスが杉本健勇選手の獲得に乗り出した理由

横浜Fマリノスは今夏、
チーム得点王でキャリアハイの12ゴールを挙げていたオナイウ・阿道選手をフランス2部トゥールーズに放出しています。

また、2019年MVP&得点王の仲川輝人選手についてもヴィッセル神戸が獲得に乗り出していると言われており、
前線の戦力ダウンが危惧されていました。

そこで現在リーグ2位の横浜Fマリノスが逆転優勝に向けて白羽の矢が立てたのが杉本健勇選手となりました。

杉本健勇選手_現在の浦和レッズでの立ち位置と移籍に至ったポイント考察

現在の浦和レッズのFWは3人となっています。

7:カスパー・ユンカー選手

14:杉本健勇選手

13:興梠慎三選手

チームは1トップの形をメインとしており、
ファーストチョイスは得点を量産しているカスパー・ユンカー選手です。

そのため、杉本選手は興梠選手と並んでセカンドチョイスという選択での起用となることが今後も予想されます。

しかしながら、
今後もJ1リーグ、ルヴァンカップ、天皇杯とハードな日程で進行していくスケジュールを踏まえると、
選手のローテーションはとても重要となりますが、
FW3名という攻撃陣が最小人数のみの浦和レッズにおいて、貴重な人員であることは間違いないでしょう。

しかし、
杉本選手にとって問題となっているのが、
現在の浦和レッズは「1トップ」であるという点にあります。

強力な武器と呼べるレベルのウイングやシャドウストライカーを備えていない浦和レッズにとって、
1トップのFWに求められる打開力や得点能力の期待値はとても高いものとなっています。

杉本選手は2トップや3トップのように回りと連動しながら得点に結びつけるプレーが向いていると言え、
現状の浦和レッズで得点という結果を出すことはやや相性が悪い状況となっています。

一方で、
横浜Fマリノスの前線は3トップです。
両翼の選手は、
スピードスターで得点を量産する前田大然選手、万能タイプで周りを生かしつつ自身も得点を狙えるエウベル選手。
また、今夏加入した宮市亮選手など、
攻撃面において個性溢れる選手が多く、中央に高さのある杉本選手を配置することで機能する可能性は多分にあるように考えられます。

浦和レッズにとっては手放したくない選手であることは間違いなく、放出となれば前線の補強は急務となります。
一方で杉本選手にとっては今の浦和レッズでの状況はやや良くない事は事実。

今回の横浜からのオファーにあたり、上記のあたりを考慮し、
期限付きでの移籍を選択したと考えられます。
期間は2022年1月31日となっているものの、その後の去就にも注目が集まります。