7月6日、Jリーグから通告を受けていた湘南戦についての懲罰について、
浦和レッズは不服申立をすることを発表しました。
懲罰内容についての詳細はこちらの記事にて確認できます。
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浦和レッズの公式コメント
2021/07/06
いつも浦和レッズをサポートいただきありがとうございます。
Jリーグより7月1日付で通告を受けた懲罰につきまして、クラブ内で検討した結果、正式に不服申立をすることを決定いたしましたのでお知らせいたします。
近日中に不服申立文書を作成し、JFA不服申立委員会に提出いたします。
引用元:浦和レッズ公式
Jリーグ側の自責の弱さと対応方法の矛盾
自責の弱さ
Jリーグが公式に掲載している本件の発言録について、
処分周りについて要約すると以下の内容となっています。
・Jリーグ側に処分はなし
※備考
マッチコミッショナーも人間なのでヒューマンエラーで致し方なし。
今後改善するというコメント。
・個人の処分なし
・クラブへの処分なし
・試合の取扱い=0-3の敗戦扱いとする
※備考
懲罰は「個人」「クラブ」「試合の取扱い」という3つの要素からなる。
今回はケアレスミスによるものであり、
酌量を適応し「個人」「クラブ」へは処分はなし。
試合の取扱いについては、公平性を担保するための規程の肝、骨となる部分であるため、
これを軽減すると、懲罰規程が骨抜きになってしまうため、
理由がどうであれ、クラブが出場させてはならない選手を試合に出場させた試合となり、無効な試合であったとみなされます。
この3-0の負けの扱いは酌量によって軽減できないことから、最終的に2「規律委員会による処分内容」で説明した懲罰内容に至りました。
参考:Jリーグ公式
つまり今回の懲罰の決定は、
ケアレスミス&チェック体制の問題もあったという認識がある上で、
「理由がどうであれ、クラブが出場させてはならない選手を試合に出場させた」
「公平性を担保するための規程の肝、骨となる部分であるため、これを軽減すると、懲罰規程が骨抜きになる」
というように、
「経緯はともかくルールだからそうした」
という何とも納得を得にくい内容となっています。
何よりも、
今回は「浦和レッズ側からの自主的な報告によって発覚した」ものであり、
Jリーグ側のチェックからは漏れたものとなります。
つまり、報告がなければ発覚しなかった可能性もある事から、
「正直者が損をする」といった状況になっている点も腑に落ちないと言えるポイントとなります。
対応方法の矛盾
発言録の中のQ&Aでは以下のような質疑がなされている点にも注目です。
Q:「Jリーグで JFA 懲罰規程に基づく0-3の敗戦扱いは初めてでしょうか。」
A:Jリーグ 黒田「Jリーグとしては初めてです。」
Q:「過去、類似事案は。」
A:Jリーグ 黒田「天皇杯や国際試合であったと認識しています。」
上記の「類似案件が過去にあった」という点が問題で、
2021年3月30日にU24日本代表がアルゼンチンと対戦する際の代表活動においても今回と同様の問題が起きており、
代表での活動後、正規の検査フローを踏まないままJリーグの試合に出場している事が発覚しましたが、
この時は日本サッカー協会側が「所属クラブに対する説明が不十分だった」とコメントし、
選手/クラブ及び、開催された試合の取扱いについても一切ペナルティは課さない方針としました。
それに対して、
現時点においてもしっかりとしたフロー改善が行われていないにも関わらず、
今回はペナルティが課されたという事で、
浦和レッズが不服申立に至ったというのは当然の決断と言えるでしょう。
今回の不服申し立てに対し、Jリーグ側の回答に注目が集まります。